アリの巣観察日記5日目 NASA開発のアントクアリウムで夏休みの自由研究に

NASA開発の「アントクアリウム」観察5日目。

アリの巣観察日記の過去記事はこちらから。


はじめは1か所だけ巣を掘っていたのですが、今日見たら穴が写真のように2か所に増加(^o^)丿
いい調子なんじゃなうですかぁ???
サボってるありがいるような気もするけど、、、、、、、、
写真右に写っている巣は、どんどん横に広がってるんですよ。
巣は下に、下に進むとばっかり思っていたのに、どんどん入口を広げてるだけって感じです。
新しくできた、真ん中の巣は順調に下に向かっている感じ。
しかも、観察しやすい場所!!
この←のありがよく働くんですよねぇ〜〜。
働きアリの中に、怠け者ありがいるって調査報告の記事を昔読んだ記憶が。
2割くらいは働かないって聞いて、びっくりしたもんです。
データーがのった記事を捜したんですが、読売新聞(2003.10.29)の記事しか探せなかった(>_<)

「働き者」とされながら、ほとんど働かない「働きアリ」がいることが、北海道大大学院農学研究科の長谷川英祐助手(進化生物学)らの研究で分かった。29日から北大で始まる日本動物行動学会で発表される。

長谷川さんらは、カドフシアリと呼ばれる小型のアリの3コロニーそれぞれ約30匹のアリにマジックで目印を付けて1匹1匹を識別し、その行動を毎日3時間、5か月にわたり調べた。すると、全体の1〜2割が、じっとしていたり、巣の中をうろうろしたり、自分の体をなめて掃除したりしているばかりだった。エサは、エサを集めてきた働きアリから、口移しでもらっていた。

その結果、「巣の外にエサを採りに行く」「卵や女王アリをなめてきれいにする」「ごみを捨てる」などの仕事をほとんどしないアリが、どのコロニーにも約2割いた。

働きの良い6匹を取り除くと、次に仕事熱心な層の労働量が若干増えたが、働かない層はやっぱり働かなかった。逆に仕事をしない6匹を除去すると、よく仕事をしていた数匹の労働量は若干、減った。最も働いている層の仕事は、幼虫の世話が大半だったという。( 読売新聞 2003.10.29)

すごいですよねぇ、働かないありはエサまで口うつしなんですから^_^;
でも働かないありにも、アリの世界の中で何かしらの意味があるはずという研究もしている人がいるみたいだし。
(働かないアリを全員排除したら、効率がいいわけでもないみたいなんです)
敵が来た時に、この働かないありに意味があるのかって研究をしてる人もいるみたいだし。
どちらにしても、アリの研究をしている人が研究者の中で多いわけではないようで、なかなか進む研究でもないみたいです。


ちょっと残念なお知らせも。
←の白い○の中の2匹が。。。。
夕方にはご臨終。。。。。。。。。。。
アントクアリウムに入れる時にやっぱりストレスを与えちゃっていたのかも。
その時にアリが蟻酸を分泌していたら、、、数日後に自分の分泌した蟻酸で死ぬこともあるらしいんです。
新しいアリを追加したいけど・・・・・・・。
一度巣を作りだしちゃったら、同じ巣穴からアリを捕獲してきたとしても、違うグループとして認識してしまうこともあるみたいなんです。
8匹になっちゃったけど、がんばって!





このアントクアリウムは、モニタープラザさんのアウトライドブランドシップビルダー株式会社さんの企画で当選したもの。(私の応募記事はこちら) 本当にありがとうございます(^O^)/
我が家では楽しみながら観察日記を継続中です♪♪




        


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